ニュージーランドの南島にはネルソン、クライストチャーチ、クィーンズタウン、ダニーデン、レイク・テカポ、マウント・クック(アオラキ)、ミルフォード・サウンドなど、数多くの見どころがあります。
ニュージーランドの南島を旅してみたい方に「ワカティプ湖-7日目:クィーンズタウン」をお伝えします。
クィーンズタウン:Queenstown
ワカティプ湖:Lake Wakatipu
ニュージーランドの南島にはネルソン、クライストチャーチ、クィーンズタウン、ダニーデン、レイク・テカポ、マウント・クック(アオラキ)、ミルフォード・サウンドなど、数多くの見どころがあります。
ニュージーランドの南島を旅してみたい方に「ワカティプ湖-7日目:クィーンズタウン」をお伝えします。
クィーンズタウン:Queenstown
ワカティプ湖:Lake Wakatipu
稲妻のような形状をしているワカティプ湖は、ニュージーランドで3番目に大きな湖です。湖北端に流れ込むダート川(Dart River)をはじめ、湖にはいくつもの川が流れ込みますが、クィーンズタウン近くにあるカワラウ川(Kawarau River)からのみ、水が流れ出しています。
一つの氷河が削った谷間に水が溜まり形成されたワカティプ湖の両側には最高峰アーンスロー山(Mount Earnslaw、2819メートル)をはじめとする高い峰々が連なっています。湖の周囲にはクィーンズタウンをはじめ、キングストン(Kingston)、グレノーキー(Glenorchy)、キンロック(Kinloch)といった集落があります。
ワカティプ湖はその変わった形状のために干満が発生します。正確には静振と呼ばれる現象ですが、ワカティプ湖の動きは一般よりもかなり大きく25分程の間隔で繰り返し約10センチメートルの上下を繰り返しています。マオリ伝説はこの現象を、湖の底に眠ると信じられたマタウという名の巨人の鼓動として伝えています。
TSSアーンスロー号はワカティプ湖を毎日運航しています。赤く塗られた12メートルの煙突、白い船体、カウリ材を用いたデッキ、そして古い蒸気機関を備えたこの船は、ニュージーランドを代表する景色には欠かせない蒸気船です。
ワカティプ湖では年間を通してトラウト・フィッシングを楽しむことができます。特にグリーンストーン川(Greenstone River)とロッシー川(Lochy River)が湖に流れ込む地点は魚影が濃く、釣果が望めます。また、夏になると湖岸の浜では遊泳を楽しむこともできます。
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クィーンズタウンの開拓者、ウィリアム・リース(William Rees)の像
ワカティプ湖沿い 1
ワカティプ湖沿い 2
船着場
ビーチ
透き通った水とカモ
湖面に反射しています。
湖と山々
湖を遊覧するTSSアーンスロー号
前世紀の旅行者の優雅な気分をTSSアーンスロー号のクルーズで味わうことができます。
ワカティプ湖をクルーズする「湖上の貴婦人」アーンスロー号に乗り、機関士が燃料をくべる様子を見たり、ボイラーの熱さを間近で感じたり、蒸気機関が動く音を聞いたりしてみてください。ゆっくりくつろぎながら、プロムナード・カフェで美味しい料理や軽食を楽しんだり、バーでグラスを傾けることもできます。
時間をかけて船内を見学したり、ピアノを囲んで歌を歌って楽しむ催しもあります。
住所 : 94 Queenstown New Zealand (地図)
電話番号 : (03)-4427-500
フリーダイヤル : 800- 656-503